お知らせ

活動報告

2024.11.25

未来のサイエンティスト養成事業(11月23日、大山PL、中出道子)

2024年11月23日、大山PLと中出道子 研究推進員、地球研の広報室の竹腰麻由さん、小野川耀心さんの4人で地球研の講演室において京都市青少年科学センターの未来のサイエンティスト養成講座を担当しました。 70分という限られた時間ですが、西アフリカ・サヘル地域における砂漠化と食料不足の問題、ごみを使った緑化の取り組み、そして都市と農村における栄養分の循環の大切さについて話...

#講演

活動報告

2024.11.22

京都府立峰山高等学校(11月21日、大山PL)

京都府立峰山高等学校に大山PLが出前授業をおこないました。「砂漠化の問題を知る」と題して、50分間の授業をおこないました。問題の深刻さとともに、どのように立ち向かうのか。なにが原因なのか。遠いアフリカに限られた問題としてだけではなく、わたしたちの身近な話として、そして前向きな話として、高校1年生のみなさんにお話することができました。 この出前授業は、京都府教育...

京都大学新聞『複眼時評』 大山PLの寄稿文が掲載

大山修一PLが京都大学新聞に寄稿した「偶然を必然に変える」と題した文章が『複眼時評』のコーナーで掲載されました。 砂漠化した荒廃地にゴミをまいて、植物が発芽し、生長すると、草地ができました。だれも、そんなことをやろうとしなかったことに挑戦し、偶然と思っていたことが、実は自然の摂理にかなったことであり、偶然が必然に変わる。 そんなフィールドワークのおもしろさと...

#メディア

事務局だより

2024.11.12

第11回勉強会を開催(11月11日)

前畑晃也 論文レビュー:谷口孝誠・日野和裕・高橋英一 (1994) 「残飯のコンポスト化、とくにその性状に及ぼす添加副資材の影響」『日本土壌肥料学雑誌』65(1): 48−52. 塩谷暁代 論文レビュー:市川明・中谷洋・増田達明・加納正敏・平山鉄夫 (2001)「豚ふんの堆肥化における梨剪定枝の利用法」『愛知農総試研報』33: 293−298. 野田健太郎 論文レビュー:Morrow, O. and Davies, A. ...

お知らせ

2024.11.11

【有機物循環 公開セミナー】第3回有機物循環公開セミナーのお知らせ

第3回有機物循環公開セミナーのお知らせ2025年1月10日(金)12:15-13:15,オンライン山梨裕美(京都市動物園 生き物・学び・研究センター 主席研究員) 「動物園は動物や環境にどんな貢献ができるのか?〜京都市動物園のコンポスト事例を含めて〜」 参加希望者は、開催前日までに事務局へご連絡ください。 事務局メール:organic_circulation [at] googlegroups.com※[at]を@に変更ください

活動報告

2024.11.5

地球研オープンハウスの開催

11月3日に地球研オープンハウスが開催され、各プロジェクトや研究者が展示をしました。有機物循環プロジェクトでは、地球研コンポスト(ドライ・コンポスト型)の実演をおこない、8本のたらいに、材料、仕込み直後、仕込み後、生ごみ投入、若年、壮年、熟年、完成というプロセスをみてもらいました。においや汚水を出さずに、日々の生活から出てくる生ごみを材料に、都市のマンション...

活動報告

2024.11.2

金沢21世紀美術館の特別展

金沢21世紀美術館の特別展「すべてのものとダンスを踊ってー共感のエコロジー」で、「コンポスト・ハウス」という作品を出展しています。 この作品はアーティストの保良雄(やすら・たけし)さんと、有機物循環プロジェクトの共同作品です。地球研コンポスト(ドライ・コンポスト型)を使っています。 コンポストというのは、食品ゴミをはじめとする有機性ゴミを分解するのですが、こ...

活動報告

2024.10.30

ガーナ調査(大山修一PL、10月14日~26日)

大山PLが西アフリカ、ガーナへ調査に行きました。雨季が4月から11月と長く、放置をするとブッシュに戻る圃場建設の予定地の伐開をおこないました。周辺ではカカオが栽培されていますが、若者のなかには金(ゴールド)を採掘する者もいて、土地や河川が荒れているのが問題となっています。 カカオ栽培に必要な化学肥料や除草剤、抗菌剤の使用量を減らし、オーガニック・カカオを栽培で...

#ガーナ

事務局だより

2024.10.29

第10回勉強会を開催(10月28日)

青池歌子 発表:肥料のJAS規格取得  塩谷暁代 文献レビュー Ibrahim Wanyama and Sonja Leitner (2019)「A review on health and environmental aspects of current manure management practices in pig production systems in Uganda」International Livestock Research Institute 大山修一 文献レビュー 押井那歩 (2021) D.シュロスバーグの「多元的アプローチ」に基づく「環境...

JAグリーン近江さんの動画「コンポストを作ってみた!」

6月4日に滋賀グリーン活動ネットワーク(SGN)のグリーン購入シンポジウムで基調講演をしたのをきっかけに、地球研コンポスト(ドライ・コンポスト型)を題材に動画を作っていただき、Youtubeにアップしていただきました。 JAグリーン近江さん 「コンポストを作ってみた!」

#動画

活動報告

2024.10.15

ニジェール現地調査(遠隔)

2023年7月にニジェールでクーデターが発生し、わたしたちは現地に行けませんが、プロジェクトのスタッフが土壌や植生の調査をしてくれています。ニジェール政府環境・砂漠化対策省の職員も参加してくれています。 プロジェクト・サイトにゴミを投入し、2年目の雨季を経て、植物や土壌にどのような変化が生じているのか、科学的なデータを集積してくれています。 25年継続してきたおか...

#ニジェール

お知らせ

2024.10.1

【有機物循環 公開セミナー】第2回有機物循環公開セミナーのお知らせ

第2回有機物循環公開セミナーのお知らせ2024年11月1日(金)12:15-13:15,オンライン塩谷暁代(有機物循環プロジェクト・サブリーダー) 「ウガンダの都市農業からみた有機物循環とプロジェクトの取り組み」参加希望者は事務局までご連絡ください。 事務局メール:organic_circulation [at] googlegroups.com※[at]を@に変更ください

活動報告

2024.9.30

宇治田原町立小学校2校での「コンポスト授業」提供

宇治田原町立の田原小学校、宇治田原小学校の2校、6年生を対象に、総合的な学習の一環で、授業を提供しています。期間は9月27日から11月8日まで。われわれプロジェクト・メンバーが毎週金曜日に小学校を訪問し、授業をします。 授業のタイトルは「食品ゴミから肥やしを作ろう!」 本授業は、京都府教育委員会と総合地球環境学研究所との連携協定にもとづく事業です。 田原小学校ホーム...

#コンポスト授業

活動報告

2024.9.23

京都大学アカデミックデイ2024に出展(9月21日、野田健太郎・青池歌子)

2024年9月21日にゼスト御池で実施された京都大学アカデミックデイに出展しました。本プロジェクトからは野田研究員がピッチプレゼンに、野田研究員・青池研究員が研究者との立ち話イベントに参加しました。「ごみは地球を救う」のタイトルで、来場者の前でコンポストの実演をおこないました。

京都新聞で、プロジェクトが紹介されました。

2024年9月8日の京都新聞日曜版、写真部企画「カメラは見た」として、「食べ残しを土へ、ドライコンポストの挑戦 アフリカでの経験を都市と農地のサイクルに、簡単な作り方もあります」と題して、取り上げていたただきました。記事の執筆は薄田和彦 記者で、カラーで紹介していただきました。 コンポスト実験については、ウェスティン都ホテル京都に協力していただいています。 https:...

#メディア

活動報告

2024.9.3

JICA草の根技術協力プロジェクト最終報告会(8月8日、会場 ニアメ市内)

2021年9月に開始したJICA草の根技術協力事業(草の根協力支援型)「ニジェール共和国 ニアメ首都圏における有機性ゴミによる緑化活動」のプロジェクト最終報告会を開催しました。ニアメ首都圏で3カ所、10.8ヘクタールの荒廃地を緑化サイトとして選定し、フェンスで囲み、ニアメ清掃局の協力も得て、1396トンを運搬しました。このうち、100トンほどは自前で私費購入した愛車TOYOTA DYN...