2025.2.25
大山修一PLが第11回ワールド面白いアワードを受賞
有機物循環プロジェクトのPL(プロジェクト・リーダー)の大山修一教授が、「飢えと争いをなくすため、ゴミの力で砂漠を緑化」の取り組みで、第11回ワールド面白いアワードを受賞しました。 授賞式は、2025年2月22日。大阪、梅田のグランフロント大阪で開催され、記念スピーチをおこないました。 五三桐を模して、ゴミから緑化をモチーフとした家紋のトロフィーをいただきました。(豊...

2025.2.25
有機物循環プロジェクトのPL(プロジェクト・リーダー)の大山修一教授が、「飢えと争いをなくすため、ゴミの力で砂漠を緑化」の取り組みで、第11回ワールド面白いアワードを受賞しました。 授賞式は、2025年2月22日。大阪、梅田のグランフロント大阪で開催され、記念スピーチをおこないました。 五三桐を模して、ゴミから緑化をモチーフとした家紋のトロフィーをいただきました。(豊...
2025.2.6
第4回有機物循環公開セミナーのお知らせ2025年3月7日(金)12:15-13:15,オンライン矢部直人(東京都立大学 都市環境学部地理環境学科 准教授) 「食料の輸出入を通じた栄養分の移動を地図化する試み」 参加希望者は、開催前日までに事務局へご連絡ください。 事務局メール:organic_circulation [at] googlegroups.com※[at]を@に変更ください
2025.1.25
西アフリカ、ニジェールの新聞 LE CANARD(2025年1月21日付け)でプロジェクトの成果が掲載されました。 原典 LE CANARD(フランス語)https://lecanarddechaineniger.com/2025/01/21/restauration-des-terres-degradees-au-niger-utiliser-les-dechets-menagers-pour-fertiliser-les-sols-des-champs/ PDF版はこちら
2025.1.25
京都大学人と社会の未来研究院・社会的共通資本と未来寄付研究部門アカデミア・シリーズ『未来社会のデザインと社会的共通資本』 第12回有機物循環プロジェクトのリーダー大山修一が登壇します。 フライヤー(PDF版)はこちら 講演タイトル『問われる都市の社会的共通資本―都市のゴミ問題と農村における食料生産の問題』2025年2月13日(木)16時~18時場所: 京都大学稲盛財団記念館3...
2025.1.23
金沢21世紀美術館で2月15日と16日、地球研DAYSのイベントが開催されます。 そのイベントのなかで、研究者とアーティストのクロストークがあり、有機物循環プロジェクトからプロジェクト・リーダーの大山修一がアーティストの保良 雄さんと対談いたします。 2025年2月15日 14時~15時『コンポスト・ハウス』エネルギーの交換関係場所: 金沢21世紀美術館 レクチャーホール 参加申し...
2025.1.15
有機物循環プロジェクトのリーダー 大山修一(総合地球環境学研究所)が1月12日深夜に放送された『激レアさんを連れてきた。』に出演しました。 出演者の若林正恭さん、弘中綾香アナウンサー、松本若菜さん、パンサーの向井慧さんの高いトーク力もあって、プロジェクトの目的や成果をおもしろく、上手に紹介していただきました。(飽きない、テンポの速さはさすがです。) 「草も生え...
2024.12.23
ザンビアの首都ルサカ。ここでは、都市の有機性ごみをつかった養豚を手がけています。有機性ごみといっても、ローカル・マーケットで集めた、売りものにならないトマトやキャベツの外葉、それにローカル・レストランで廃棄される主食のンシマ(練り粥)、野菜くずなどの食品残さです。 15頭のブタが毎日、朝と夕方に、だいたい100キロの食品残さを食べます。排泄される豚ぷんは、にお...
2024.12.23
6年ぶりのウガンダ調査。久しぶりで、旧知の友人たちと再会。調査村にも再訪することができました。ウガンダはバナナを主食とする国です。ウガンダ国の3か所で、都市の有機性ごみを使った農業実験をおこないます。化学肥料や除草剤で荒廃した畑地の土壌を修復できないのか。 農村で人々からの協力を得ながら、作物栽培の実験をおこなう予定です。
2024.12.1
大山修一PL(プロジェクト・リーダー)が京都大学広島同窓会で、一般講演会を開催しました。京都大学の広島同窓会はANAクラウンプラザホテル広島を会場にし、毎年1回、11月の最終水曜日に開催されており、市民公開講演はひろく開かれています。 2024年11月27日に、大山PLが「ごみが地球を救うー食料生産と環境問題の解決にむけて」と題して、講演をおこないました。京都大学のOB/OGと...
2024.11.30
地球研コンポスト(ドライ・コンポスト型)の作り方を動画にまとめ、Youtubeにアップしました。4分の動画。ぜひ、ご覧ください。 地球研コンポスト(ドライ・コンポスト型)の作り方 コンテンツ作成 有機物循環プロジェクト動画作成 野田健太郎、監修 大山修一
2024.11.25
2024年11月23日、大山PLと中出道子 研究推進員、地球研の広報室の竹腰麻由さん、小野川耀心さんの4人で地球研の講演室において京都市青少年科学センターの未来のサイエンティスト養成講座を担当しました。 70分という限られた時間ですが、西アフリカ・サヘル地域における砂漠化と食料不足の問題、ごみを使った緑化の取り組み、そして都市と農村における栄養分の循環の大切さについて話...
2024.11.22
京都府立峰山高等学校に大山PLが出前授業をおこないました。「砂漠化の問題を知る」と題して、50分間の授業をおこないました。問題の深刻さとともに、どのように立ち向かうのか。なにが原因なのか。遠いアフリカに限られた問題としてだけではなく、わたしたちの身近な話として、そして前向きな話として、高校1年生のみなさんにお話することができました。 この出前授業は、京都府教育...
2024.11.20
大山修一PLが京都大学新聞に寄稿した「偶然を必然に変える」と題した文章が『複眼時評』のコーナーで掲載されました。 砂漠化した荒廃地にゴミをまいて、植物が発芽し、生長すると、草地ができました。だれも、そんなことをやろうとしなかったことに挑戦し、偶然と思っていたことが、実は自然の摂理にかなったことであり、偶然が必然に変わる。 そんなフィールドワークのおもしろさと...
2024.11.19
野田健太郎 報告:和束コンポスト学校・視察まとめ 塩谷暁代 論文レビュー:Lima Cano, N. S. de S., Iacovidou, E., and E. W. Rutkowski (2022) “Typology of municipal solid waste recycling value chains: A global perspective,” Journal of Cleaner Production, 336: 1-14. 青池歌子 論文レビュー:Shane, A., S.H. Gheewala, B. Fungtammasan, T. Silalertruksa, S. Bonnet...
2024.11.12
前畑晃也 論文レビュー:谷口孝誠・日野和裕・高橋英一 (1994) 「残飯のコンポスト化、とくにその性状に及ぼす添加副資材の影響」『日本土壌肥料学雑誌』65(1): 48−52. 塩谷暁代 論文レビュー:市川明・中谷洋・増田達明・加納正敏・平山鉄夫 (2001)「豚ふんの堆肥化における梨剪定枝の利用法」『愛知農総試研報』33: 293−298. 野田健太郎 論文レビュー:Morrow, O. and Davies, A. ...
2024.11.11
第3回有機物循環公開セミナーのお知らせ2025年1月10日(金)12:15-13:15,オンライン山梨裕美(京都市動物園 生き物・学び・研究センター 主席研究員) 「動物園は動物や環境にどんな貢献ができるのか?〜京都市動物園のコンポスト事例を含めて〜」 参加希望者は、開催前日までに事務局へご連絡ください。 事務局メール:organic_circulation [at] googlegroups.com※[at]を@に変更ください
2024.11.5
11月3日に地球研オープンハウスが開催され、各プロジェクトや研究者が展示をしました。有機物循環プロジェクトでは、地球研コンポスト(ドライ・コンポスト型)の実演をおこない、8本のたらいに、材料、仕込み直後、仕込み後、生ごみ投入、若年、壮年、熟年、完成というプロセスをみてもらいました。においや汚水を出さずに、日々の生活から出てくる生ごみを材料に、都市のマンション...
2024.11.2
金沢21世紀美術館の特別展「すべてのものとダンスを踊ってー共感のエコロジー」で、「コンポスト・ハウス」という作品を出展しています。 この作品はアーティストの保良雄(やすら・たけし)さんと、有機物循環プロジェクトの共同作品です。地球研コンポスト(ドライ・コンポスト型)を使っています。 コンポストというのは、食品ゴミをはじめとする有機性ゴミを分解するのですが、こ...
2024.10.30
大山PLが西アフリカ、ガーナへ調査に行きました。雨季が4月から11月と長く、放置をするとブッシュに戻る圃場建設の予定地の伐開をおこないました。周辺ではカカオが栽培されていますが、若者のなかには金(ゴールド)を採掘する者もいて、土地や河川が荒れているのが問題となっています。 カカオ栽培に必要な化学肥料や除草剤、抗菌剤の使用量を減らし、オーガニック・カカオを栽培で...
2024.10.29
青池歌子 発表:肥料のJAS規格取得 塩谷暁代 文献レビュー Ibrahim Wanyama and Sonja Leitner (2019)「A review on health and environmental aspects of current manure management practices in pig production systems in Uganda」International Livestock Research Institute 大山修一 文献レビュー 押井那歩 (2021) D.シュロスバーグの「多元的アプローチ」に基づく「環境...