
京都府教育委員会との連携事業として、「食品ゴミから肥やしを作ろう」をテーマに、給食食材の廃棄された生ごみ(野菜くずや食べ残し等)を畑や下段の肥やしとして再利用する環境教育に取り組んでいます。この度、事業の一環としてアート作品「コンポストハウス」が完成し、お披露目の式典が催されました。
「コンポストハウス」は、2024年11月から2025年3月まで金沢21世紀美術館で開催された展覧会「すべてのものとダンスを踊ってー共感のエコロジー」で展示された、美術家 保良雄氏と、総合地球環境学研究所 有機物循環プロジェクト(研究代表者 大山修一)との共同作品です。2023年より有機物循環プロジェクトのメンバー、塩谷暁代と青池歌子が井手小学校5年生を対象とし、コンポストづくりの授業をつづけています。このたび、井手小学校に「コンポストハウス」を設置することで、子どもたちの科学やアートへの興味を引き出し、コンポストがより身近なものとなって、環境問題を考える一歩になってほしいと考えています。