お知らせ

2025.4.4

「野生動物学のすすめ」(4月13日)@京都市動物園

大山PLが京都市動物園開催のイベント「野生動物学のすすめ」に登壇します。
動物のうんこと土をテーマに、生き物や自然を感じるワークショップになっています。京都市動物園と本プロジェクトはともにどの動物のうんこがコンポストに適しているか調べてきました。イベントは4月12-13日に開催されますが、本プロジェクトが関わるのは2日目の「動物園ラボにようこそ」のワークショップと講演会です。

場所:  京都市動物園 レクチャールーム

参加費:  無料(入園料が別途必要です)

時間:
11:00-12:00 プログラム3 ワークショップ
「うんこの力を調べてみよう!:野菜くずを土に戻すコンポスト実験」
 うんこは、動物の体から出てきたものです。そこには動物の腸に住み着く細菌が含まれていて、動物による食べ物の消化に役立っています。その動物のうんこの力を使って、野菜くずを土に戻すコンポスト実験に挑戦します。地球のために私たちができることのひとつが、生ごみを堆肥化して、ごみを減らすこと。コンポストは家庭でも作ることができます。今回は、動物園の動物のフンを使って、「ミニ・アニマルコンポスト」を作ります。

参加者には「ミニ・アニマルコンポスト」のオリジナルキットをプレゼントします。

ワークショップには大山(PL)、野田(研究員)、中出(研究推進員)が参加します。

13:00-15:30 プログラム5 講演会「動物が土と森を作る?!」
大山修一「動物が育てる森とみどり、たべもの」
 動物が植物の種子を食べ、糞といっしょに種子を出すことによって、発芽しやすくなる植物があります。南米のアンデス山脈と西アフリカ・サハラ砂漠の南に位置するニジェールの例から、動物と植物の関係、そして人間の生活、文明の発展をみていきます。

北村俊平「森でタネまく獣たち:アジアゾウからツキノワグマまで」

 大山PL(総合地球環境学研究所)と北村氏(石川県立大学)が動物が土を豊かにして、植物を育てたり、人間の暮らしを支えたりする様子をお話しします。動物を起点にクルクルと循環する自然と私たちの関係について考えてみたいと思います。

申込み
プログラム3(ワークショップ):事前申し込み制、先着順、定員10組 (各組4人まで)
以下の申込みフォームから必要事項を記入して送信してください(事前受付)
https://kyotocity.form.kintoneapp.com/public/yasei2025compost

プログラム5(講演会):事前申し込み不要、定員:50名

主催:京都市
共催:きょうと☆いのちかがやく博物館、京都大学野生動物研究センター
協力:総合地球環境学研究所「有機物循環プロジェクト」ほか

ウェブサイト
野生動物学のすすめ2025(3) | イベント | 京都市動物園
野生動物学のすすめ2025(4) | イベント | 京都市動物園

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